ただのブタブログ 営業マンから期間工へ

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期間工と幽霊

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潜在的にはトップオブザワールド、感覚的にはアカデミー賞、現実的には烏合の衆のそれ以下の以下の以下の以下、ぶ太です。

もうすぐ春ですね。春が終わる頃自分は期間工満了します。なので一つ思い出話をします。

ある夜勤のライン作業終わった後に改善活動をする為に物置きに行きました。改善活動というのはライン作業をやりやすくするために物の位置を変えたり作り変えたりすることです。その物置きの照明を付けるにはチームリーダーなどの偉い人に頼まなければいけないのですが、面倒だった自分はスマホのライトだけで部品を探していました。物置きの中は真っ暗です。すると、扉の開く音が聞こえ誰かが入って来ました。照明をつけていないので怒られると思ったのですが全然知らない人でした。それどころか、見た事のないヘルメットをかぶっていました。恐らく他の会社のヘルメットだと思います。誰だろうと思ったのですがその人は青白い顔をしてこちらを一度も見ることなく無表情ですれ違って行きました。何だか凄く怖くなり急いで物置きから出ました。そして、さっさと改善活動を終わらせて帰りました。しかし、後から気づいたのです。物置きに人が入って来た時に扉の音は聞こえましたが外の光は一切差して来ませんでした。そして、真っ暗なあの場所で何故その人の顔色や表情が見えたのか。後日他の人からその物置きは霊の目撃者がよく出ると聞きました。未だに人だったのか幽霊だったのかは分かりませんがゾッとする思い出です。

霊はいるいないの論争がよくありますが、霊がいないということは霊がいるということと同じくらい不確かなことらしいですね。